2012年04月20日

長屋というコミュニティ

先日、「長屋」を特集した2時間番組が放送されていました。

正に昔の長屋の風景がそこにはありました。ある東京の下町の長屋では、ジャガイモを分けて頂いた方がカレーを作り、長屋住人全家族にお裾分けする。住人の子が小学校入学となるとご近所みんなで御祝いする。仕事で遅くなるときは子供を預かってくれる。東大での旦那さんが高校生に勉強を教える。とても温かい空気がそこにありました。

また、京都の長屋では夢に向かっている若者が住んでいました。大家さんのお母さんは住人を長男、次女など言ってお付き合いしています。住人の若者達もお母さんと呼んでいます。お互い切磋琢磨して成長していこうとするのをお母さんは応援しています。新しい住人希望者は、みんなで面接します。

神奈川の田舎では、長屋を造り、共有スペースをもち、みなでルールを決めながら生活しています。お互いが気にしながら気を使いながら精神的繋がりを持って生活していました。

また、その番組とは関係ないですが、今、シェアハウスが増えてきているそうです。個々の部屋はあるけれど、トイレ・お風呂・台所・リビングは共有スペースになっており、誰かしらと一緒にいることができます。

こうしてみると、結局は人は1人では生きてはいけないんだと思いました。ネットが普及したとしても、結局は人との繋がりです。ゆがんだ繋がりになることもあるかもしれませんが、人との繋がりを渇望しているように思えます。

私の実家もお隣さんとは家族同様に付き合っています。お隣さんは95歳のおばあちゃんですが、私にとっては生まれる前からいらっしゃるし、本当のおばあちゃんのようなものです。おじさんが亡くなったときは、皆さんから孫と同じなんだからと遺言書まで拝見させて頂きました。

社会に出て、仕事をして、たくさんの人に出会っています。たまにふと思うのですが、電車に何気なく乗っても、その乗客に知り合いは全くいません。それだけ私の知らない人生があるのです。たまに知り合いに会うと大喜びでお互い話をします。

ということは、私の人生の中で知り合える方というのは、日本人1億2000万人いたとしてもほんの僅かであり、もの凄いご縁なんだと改めて思いました。

ご縁、本当に大切にしていきたいと思います。

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企業リスクマネジメント

4月18日、クライアントの主催のセミナーに参加してきました。場所は神戸。初めて降り立つ町です。新幹線で向かいました。

白木大五郎先生のお話でした。白木先生「あなたの会社は大丈夫?」という本も出版されており、標語・川柳で企業リスクマネジメントを伝えてくれています。

白木先生は大病を患い、ご自身の生き方、死に様というのを深く考えられるようになったそうです。

セミナー開始前にお話しをさせて頂きましたが、とても穏和でお優しい雰囲気があり、魅力的な方でした。

セミナーの中で人間の「性善説」「性悪説」ついてお話しされていたとき、ああなるほどと思った言葉がありました。人は「性弱説」だと。人は弱い。それを隠すために横柄な態度にもなるし、人を傷つけたりもしてしまう。また、引きこもりになったりマイナス思考になったりもする。どんなに強気で人生を進んでいても、悩まない人はいない。そう考えるとスーッと腑に落ちました。

出版された本はまだ全て読んでおりませんが、風通しの良い企業風土についてもお考えになっています。風通しがよいとは、何でも話ができる環境だと思います。そう考えていくと、人間は責任を取りたくない、何か言われるのが嫌だなど自己防衛本能が働く生き物だと思います。

では、なぜそういった自己防衛本能が働いてしまうのか・・。

私自身がそうですが、自尊心に行き当たるような気がします。自尊心を傷つけたくないという本音がいわゆる「性弱説」なのかなと自分なりに解釈してしまいました。

とても有意義な時間を過ごせました。

一つ後悔があるとしたら・・、セミナー後予定があり、先生と一杯行けなかったことですね・・。次の楽しみに取っておこうと思います。

posted by コミ-ネ at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記